「アースノーマットって効果ないんじゃないの?」と感じたことはありますか。

毎年使っているのに刺される、部屋の中で蚊を見かける、そんなときは「自分の使い方が合っていないのかも」と不安になることもありますよね。

この記事では、アースノーマットの効果を感じにくい原因から、

  • 効果を感じにくい3つの原因
  • 効果を引き出す正しい使い方
  • アースノーマットが向かない場面
  • 代わりになる蚊よけ対策

までを、順番に整理していきます。

読み終えるころには、いまの使い方を見直すポイントと、場面に合わせた対策の選び方が見えてくるはずです。

アースノーマットの効果を感じにくい3つの原因

アースノーマットの効果を感じにくいときは、製品そのものよりも部屋の条件やスイッチのタイミングが影響していることが多いようです。

アース製薬は、プラグ式(液体蚊とり)について「スイッチONで使用中はずっと薬剤が供給され、安定した効きめが持続するタイプ」と説明しています。

つまり、薬剤が部屋に行きわたる条件さえ整っていれば、効果は安定して続くということですね。

反対に、次の3つの条件が崩れると効果を感じにくくなるようです。

原因①部屋の広さに合った薬剤量になっていない

アースノーマットは、部屋の広さに合った薬剤量で使うことが前提の製品です。

アース製薬は、アースノーマットのラインナップで、10〜24畳までの広いお部屋用のタイプを「薬剤濃度2倍で空間全体に駆除効果が広がる」と案内しています。

これは裏を返せば、標準タイプを想定より広い部屋で使うと、薬剤の量が部屋の広さに見合わないということです。

適用畳数は製品ごとに異なるため、いま使っている製品の表示と部屋の広さを、一度見比べてみるとよいですね。

原因②風や気流で薬剤が届きにくくなっている

液体式のアースノーマットは、薬剤が安定して揮散するため、窓を開けても効きめが持続するとされています。

アース製薬の担当者は、Sirabeeの取材で「窓を開けた状態でもお部屋を丸ごと予防空間にできます」と話しています。

ただし、扇風機やエアコンの強い風が直接当たる場所では、薬剤の流れが偏りやすくなります。

風の当たる場所に置いていると、部屋全体に薬剤が行きわたらず、効果を感じにくくなるということですね。

原因③蚊が入ってからスイッチを入れている

蚊が入ってからスイッチを入れる使い方も、効果を感じにくくなる原因のひとつです。

アース製薬の担当者は、SUUMOジャーナルの取材で、蚊が入ったことに気付いてからスイッチを入れると、薬剤の濃度が十分なレベルに達するまで時間がかかり、蚊を退治できるのは30分後くらいになると述べています。

反対に、スイッチを入れたままにして薬剤の濃度を一定に保っておけば、入ってきた蚊も10分程度で落ちるということです。

「刺されてからつける」ではなく、「刺される前からつけておく」が基本になります。

アースノーマットの効果を引き出す正しい使い方

アースノーマットの効果を引き出す使い方は、原因で見た3つの条件を整えることに尽きます。

特別な操作は必要なく、置き方とスイッチのタイミングを見直すだけで変わります。

ここでは、その3つを順番に確認していきます。

正しい使い方①部屋の広さに合った製品と台数を選ぶ

まず、部屋の広さに合った製品を選びます。

広い部屋では、広いお部屋用のタイプを選ぶか、台数を増やして対応します。

アース製薬は、蚊とりの安全性のページで「記載の使用量を正しく使えば十分効果がある」としています。

反対に、想定より広い部屋で少ない台数を使うと、薬剤が薄まってしまいます。

部屋の広さと製品の表示を合わせることが、効果を感じるための第一歩ですね。

正しい使い方②風が当たらない場所に置く

次に見直したいのは、置き場所です。

扇風機やエアコンの風が直接当たる場所を避け、風の流れが穏やかなところに置きます。

液体式は窓を開けていても効きめが持続するため、換気をしながら使いたい場面でも、置き場所の工夫で対応できます。

ただし、閉めきった部屋や狭い部屋で使うときは、時々換気をするようにと案内されています。

風通しと置き場所は、セットで考えたいポイントですね。

正しい使い方③蚊が入る前にスイッチを入れておく

そして、スイッチは蚊が入る前に入れておきます。

ドアや窓の開け閉めが多いリビングでは、つけっぱなしにしておくのが向いています。

アース製薬の担当者は、SUUMOジャーナルの取材で、標準的な3LDKの住まいなら、つけっぱなしにしても電気代は1日数円とごくわずかだと話しています。

薬剤の濃度を一定に保つことが、蚊を部屋に入れにくくする近道になります。

アースノーマットが向かない場面

アースノーマットが向かない場面は、大きく3つあります。

アースノーマットは、すべての場面で同じように効果を発揮するわけではありません。

いずれも、使い方や場面との相性の話です。

場面①屋外や風通しのよい場所で使うとき

屋外や風通しのよい場所では、アースノーマットは力を発揮しにくくなります。

風で薬剤が流れてしまい、空間を一定の濃度に保つのが難しいためです。

アースノーマットは、部屋の中の蚊を駆除し、外からの侵入を防ぐことを想定した製品です。

屋外で過ごす時間が長い方は、肌に塗るタイプや身につけるタイプを併用すると安心ですね。

あわせて、蚊に刺されやすい人の特徴を知っておくと、対策を選びやすくなります。

>>蚊に刺されやすい人の特徴を確認する

場面②蚊の発生源が部屋の中にあるとき

部屋の中に蚊の発生源があるときも、アースノーマットだけでは追いつきません。

植木鉢の受け皿やバケツの水、浄化槽などに水がたまっていると、そこで蚊が育ちます。

電子蚊取りは飛んでいる成虫を対象にした製品なので、次々と発生する蚊には対処しきれません。

水たまりを減らす掃除とあわせて使うのが効果的です。

場面③薬剤を使わずに済ませたいとき

薬剤を使わずに済ませたいときは、電子蚊取り以外の方法も選択肢になります。

アースノーマットに使われているのは、ピレスロイド系の殺虫成分です。

アース製薬は、蚊とりの安全性のページで、人を含む哺乳動物には分解酵素の働きで速やかに代謝され、尿などで短期間に体外から排出されるため毒性が低いとしています。

それでも、薬剤をできるだけ使いたくない場面はあると思います。

同じピレスロイド系を使うベープマットについても、体への影響とメーカー公式の回答をまとめた記事があります。

>>ベープマットは体に悪いのかを確認する

アースノーマットの代わりになる蚊よけ対策

アースノーマットの代わりになる対策は、場面に合わせて選ぶのがポイントです。

ここでは、よく使われる3つのタイプを整理します。

どれか一つに決めるのではなく、使い分けると考えやすいですね。

肌に塗るタイプの虫よけ

肌に塗るタイプの虫よけは、外出時や肌を出しているときに力を発揮します。

主な有効成分は、ディートとイカリジンです。

イカリジンは、年齢制限や使用回数の制限がない点が特徴です。

ディートは、生後6か月未満の子供には使用できないとされています。

小さな子供に使うときは、成分表示と対象年齢を確認してから選びましょう。

火や電源を使わないタイプの蚊よけ

火や電源を使わないタイプには、蚊取り線香や置き型の蚊よけがあります。

火を使わないものや電源が要らないものは、持ち運びやすく、屋外でも使いやすいのがいいところです。

蚊取り線香は、煙の拡がっている範囲が効果の目安とされていて、風のある場所では複数置くなどの工夫が必要になります。

蚊取り線香が効きにくくなる場面と対策は、あわせて読める別の記事でまとめています。

>>蚊取り線香が効きにくい場面を確認する

靴に貼るタイプの蚊よけシート(マジ蚊シート)

マジ蚊シートは、靴の中に貼って使う半インソール型の蚊よけシートです。

天然鉱石を主成分とし、化学成分を使わず、無臭なのが特徴です。

靴の中の微弱電流が水分に作用してOHラジカルを発生させ、臭いの原因となる菌を不活化すると、メーカーは説明しています。

塗り直しが不要で、香りが苦手な方や肌に直接塗りたくない方にも取り入れやすい方法です。

一方で、靴を脱いでいる間や、腕・顔は守れない点には注意してください。

蚊への効き目については断定できないため、詳しい情報はマジ蚊シートの口コミ・評判の記事でまとめています。

>>マジ蚊シートの口コミ・評判を確認する

アースノーマットの効果まとめ

アースノーマットの効果を感じにくいときは、製品よりも部屋の広さ・風・スイッチのタイミングが影響していることが多いようです。

この記事の要点
  • 効果を感じにくい原因は、部屋の広さに合わない薬剤量・風や気流・スイッチのタイミング
  • 部屋の広さに合った製品を選び、風が当たらない場所に置き、蚊が入る前からつけておく
  • 屋外や発生源がある場面は、電子蚊取りだけに頼らずほかの対策を併用する
  • 代わりになる対策は、肌に塗るタイプ・火や電源を使わないタイプ・靴に貼るシートを使い分ける

ここまで見てきたとおり、アースノーマットは使い方の条件を整えれば、これまでどおり頼れる蚊対策です。

室内は「広さ・風・タイミング」を整えて使い、屋外や足元は別の対策を足す。

この使い分けが、蚊に刺される機会を減らす近道になります。

自分に合った組み合わせを、この機会に考えてみてくださいね。