蚊に刺されやすい人の特徴5つ!蚊の習性と刺されにくくする対策も紹介
蚊に刺されやすい人は、なぜ自分ばかり狙われるのだろうと感じたことがあるのではないでしょうか。
同じ部屋にいても、蚊に刺される人とそうでない人がいます。
蚊の刺されやすさには、体質だけでなく、汗や体温、服装などのいくつかの要因が関係しているとされています。
なかでも近年注目されているのが、足の裏の常在菌です。
皮膚の常在菌の構成が蚊の引き寄せ度に関係するという研究も報告されています。
この記事では、蚊に刺されやすい人の特徴5つから、蚊が人を見つける仕組み、今日からできる対策までを順番に整理します。
読み終えるころには、自分に当てはまる要因と、すぐに試せる対策が見えてくるはずです。
なお、この記事はメーカーや研究の公開情報をもとにした一般的な内容で、医学的な判断ではありません。
蚊に刺されやすい人の特徴5つ
蚊に刺されやすい人には、いくつか共通する特徴があります。
生まれつきの体質だけで決まるわけではなく、日々の行動や服装も影響します。
なお、血液型と蚊に刺されやすさの関連については、科学的な根拠が確立していないとされています。
ここでは、研究やメーカーの解説で挙げられている5つの特徴を順番に見ていきましょう。
特徴①足の裏の常在菌が多いこと
足の裏は、蚊に刺されやすい人の特徴として見落とされやすい部分ですよね。
靴や靴下の中は湿気がこもりやすく、足の裏の常在菌がつくるにおいが蚊を引き寄せると説明されています。
足の裏が狙われやすいしくみは、詳しくは別の記事でまとめています。
特徴②汗をかきやすいこと
汗をかきやすい人も、蚊に刺されやすい特徴に当てはまります。
蚊は、汗に含まれる乳酸やカルボン酸類などのにおいを手がかりに人へ近づき、吸血意欲を高めるとされています。
運動のあとや、暑い屋外で汗をかいたままの状態は、蚊にとって見つけやすい条件がそろっているといえます。
とくに汗をかいたあとをそのままにしていると、皮膚のにおいが強くなり、蚊を引き寄せやすくなります。
かいた汗はこまめに拭き取ると、においを抑えやすくなります。
特徴③体温が高いこと
体温が高い人も、蚊に狙われやすいといわれています。
蚊は、人に近づくと体温を感知して着地します。
そのため、平熱が高めの人や、運動直後で体が温まっている人は、蚊の標的になりやすいのだそうです。
子どもや妊婦など、体温が高めの人が刺されやすいとされるのも、同じ理由だと考えられます。
特徴④黒い服を着ていること
黒い服を着ていることも、蚊に刺されやすい特徴のひとつです。
蚊は明暗や動きを手がかりに人を見つけるため、暗い色の服は蚊の目に留まりやすいと考えられています。
黒い服は白い服より蚊が集まりやすいという実験結果も報告されていますが、倍率には幅があり、条件によっても変わります。
倍率は報告によって幅があるため断定はできませんが、「黒や濃い色は避けたほうがよい」という目安として覚えておくとよいですね。
服の色は、今日から変えられる手軽なポイントでもあります。
特徴⑤飲酒していること
お酒を飲んだあとも、蚊に刺されやすい状態になります。
アルコールを摂取すると体温が上がり、呼気に含まれる二酸化炭素も増えるため、蚊に見つけられやすくなるという説明があります。
飲酒だけでなく、女性や体型などによる違いも、蚊に刺されやすさに関わっていると考えられます。
蚊が人を見つける3つの習性
蚊に刺されやすい人の特徴を理解するには、蚊が人をどのように見つけているかを知ると分かりやすくなります。
蚊は、離れた場所からは二酸化炭素やにおいを感知し、近づいてからは体温や色を手がかりに着地する、という順番で人を見つけるという特徴があります。
ここでは、その仕組みを3つに分けて見ていきましょう。
習性①二酸化炭素
蚊が人を見つける最初の手がかりは、私たちが呼吸で出す二酸化炭素で、無風の状態であれば約10メートル先から二酸化炭素を感知できるとされています。
遠くにいる蚊でも、私たちが呼吸をしているだけで、おおよその居場所をつかめてしまうわけです。
そのため、呼吸量の多い人や運動直後の人は、蚊に見つけられやすいと考えられます。
人が集まる場所では、二酸化炭素の濃度も高くなります。
習性②体温
蚊は、人に近づくにつれて体温を感知します。
解説では、30〜40cmまで近づくと体温をとらえて着地するとされています。
二酸化炭素やにおいでおおよその場所をつかみ、最後は体温でねらう、という流れです。
蚊は体温の高いところをめがけて着地するため、露出している肌はとくにねらわれやすくなります。
ちなみに、気温が約37℃以上になると、蚊が体温を感知しにくくなるという特徴もあるようです。
習性③においや常在菌
3つめの蚊の習性が、汗や皮膚のにおいです。
蚊は、汗や皮膚に含まれる乳酸やカルボン酸類などのにおいを、数メートル先から感知して人へ近づきます。
皮膚の常在菌の構成が蚊の引き寄せ度に関係するという研究もあり、においは蚊にとって重要な手がかりです。
においの強さには個人差があるため、同じ場所にいても刺されやすさに差が出る要因になります。
特徴で挙げた足の裏の常在菌も、この「におい」の仕組みの一部として理解できます。
蚊に刺されやすい人が今日からできる対策4つ
ここからは、蚊に刺されやすい人が今日から試せる対策を4つ紹介します。
どれか一つで十分というものではなく、組み合わせて使うのがポイントです。
特別な道具がなくても始められるものから順に確認していきましょう。
対策①足を清潔に保つこと
まず取り組みやすいのが、足を清潔に保つことです。
汗をかいた日は足を洗ったり拭いたりして、においのもとを減らしましょう。
靴下をこまめに替え、靴を乾燥させる工夫もあわせて行うと安心です。
足の裏は自分では見えにくい場所ですが、汗をかく日は意識してケアするとよいでしょう。
対策②黒い服を避けること
服装を見直すことも、今日からできる対策です。
黒や濃い色を避け、白っぽい明るい色の服を選ぶと、蚊に目立ちにくくなります。
肌の露出を抑えることは、刺される面積を減らすことにもつながります。
ゆったりとした服は、服の上から刺されにくくする点でも役立ちます。
屋外に出るときは、明るい色の服と肌を隠す服装をあわせて選ぶと安心です。
対策③汗をこまめに拭くこと
汗をこまめに拭くことも、蚊に刺されにくくするために効果的です。
タオルやハンカチで汗を拭き、こまめに着替えると、蚊を引き寄せるにおいを抑えられます。
汗をかきやすい人は、替えのシャツやタオルを持ち歩くと対応しやすくなります。
家の中でもできる身近な対策は、あわせて読める別の記事でまとめています。
>>家にあるものでできる蚊対策を確認する
対策④足元の蚊よけを使うこと
最後は、足元に蚊よけを一つ足す対策です。
今回は、マジ蚊シートという商品を例に挙げて説明します。
マジ蚊シートは、靴の中に貼って使う半インソール型の蚊よけシートです。
天然鉱石を主成分とし、化学成分を使わず、無臭なのが特徴です。
靴の中の微弱電流が水分に作用してOHラジカルを発生させ、においの原因となる菌を不活化すると、メーカーは説明しています。
ハサミでカットしてサイズを調整でき、貼り直しを繰り返すと粘着力が落ちる点には注意してください。
こういった足元専用として、ポイントポイントで対策するのも大切です。
マジ蚊シートの蚊への効果については断定できないため、評判や詳しい情報は口コミ記事でまとめています。
蚊に刺されやすい人の特徴と対策のまとめ
蚊に刺されやすい人の特徴と対策を、ここで一度整理します。
刺されやすさは、生まれつきの体質だけで決まるものではありません。
足の裏の常在菌、汗、体温、服装、飲酒といった複数の要因が重なって、蚊に狙われやすくなります。
蚊が人を見つける仕組みを知ると、自分がどこを見直せばよいかが見えてきます。
反対に、見直せるポイントが多いということは、対策の余地もそれだけあるということです。
- 蚊に刺されやすい人の特徴は、足の裏の常在菌・汗・体温・黒い服・飲酒の5つ
- 蚊は二酸化炭素(無風で約10メートル)→体温(30〜40cm)→においや常在菌の順で人を見つける
- 血液型と蚊に刺されやすさの関連は、科学的な根拠が確立していない
- 対策は、足を清潔に・黒い服を避ける・汗を拭く・足元の蚊よけの4つを組み合わせる
蚊に刺されやすさは、体質だけでなく行動でも変えられる部分があります。
今日紹介した対策のなかから、できそうなものを一つ選んで試してみてくださいね。