脂肪がついている部位の中でも落とすのに困ることが多いのが横腹や脇腹の脂肪。
前に突き出したお腹のたるみは腹筋で引き締めれるので実践に移しやすい。
ですが、脇腹の脂肪はどんな筋トレで落とせるかも分かりづらいですし、食事制限でもなかなか落とすのが難しい箇所です。
この脇腹の脂肪の落とし方ですが、下っ腹のたるみと同様に、ただ腹筋すれば脂肪が落ちる部位でもなく、脇腹に適したトレーニングをする必要があります。
ただ、方法さえわかれば脇腹の脂肪を落とすことはできます。
今回は「女性向けの脇腹の脂肪の落とし方5選!女性が簡単に痩せる方法」ということで紹介していきます。
脇腹や横腹についた無駄な脂肪を今回紹介する方法で落としてみてくださいね!
女性の脇腹の脂肪の付き方の特徴
まずはじめに・・・
体脂肪には、大きく分けて内臓脂肪と皮下脂肪の二つがあります。
内臓脂肪というのは大雑把にいうと腹筋の内側についている脂肪のことです。
それに比べて、皮下脂肪というのは腹筋の上につく女性が一番気にする脂肪です。
脇腹のぜい肉もそれです。
男性は内臓脂肪がつきやすく、女性は皮下脂肪がつきやすいです。
皮下脂肪は筋肉の外側で皮膚のすぐ下につく脂肪で、特徴として触ってみると硬さよりも柔らかさを感じるところ。
たぷんたぷんに柔らかく、これが体の各部位の脂肪・たるみの原因だったりもします。
脇腹や横腹を含めたお腹まわりやお尻、太もも、二の腕などにつきやすく、大きなデメリットとして一度この皮下脂肪がついてしまうと男性がつきやすい内臓脂肪よりも落としにくいということ。
脇腹の脂肪の落とし方としてはこの皮下脂肪を燃焼しなければなりません。
皮下脂肪を落とそうとただ単に食事制限したり、やみくもに無理なダイエットをするのはよくありません。
急な食事制限でダイエットを行うと、脂肪がしっかり落とせずに皮たるみで、さらにひどい見た目になってしまいます。
皮たるみは、テレビなどでよく見る肥満体型の人が無理にダイエットを行った結果、痩せはしたけど皮がだらーんとたれ下がった状態です。
脇腹の脂肪がつく原因やお腹の皮たるみを引き締めるための運動はこちらでも紹介しているので参考にしてみてください。
【参考】脇腹の脂肪がつく原因と落とし方
【参考】お腹の皮たるみを引き締める4つの運動
では、私が今までやってきて効果があると感じた脇腹の脂肪を落とすための筋トレやダイエット方法を紹介するのでよかったら参考にしてみてくださいね。
【女性おすすめ】脇腹の脂肪の落とし方
女性のくびれを作るために重要なのは、脇腹と横腹の筋肉を鍛えること。
なので、女性におすすめする脇腹の脂肪の落とし方を解説していきます。
特に脇腹の脂肪を落とすためのおすすめの方法は以下の4つになります。
- 姿勢をただす
- 体温を上げる
- 有酸素運動する
- 脇腹にある腹斜筋を鍛える
以上の4つの脇腹の脂肪の落とし方を具体的に説明していきますね。
脇腹の脂肪の落とし方①姿勢を正す
椅子に座るとき足を組んでいませんか?
立っているとき片足重心になっていませんか?
姿勢の悪さは骨盤がずれる原因となり、骨盤がずれることでウエストの高さが違ったり、左右で脂肪の付き方が違ったりしてきてしまいます。
それを直すために、まずは日々の行動を見直してみましょう。
意識して行動することでちょっとずつですが変わってくると思います。
骨盤矯正など高いお金を払って治療してもらっても、普段の姿勢が悪ければあっという間に元通りです。
骨盤のずれは腰痛の原因にもなりますので早いうちに直していくのが一番です。
以下で全身の歪みを整えるためのリラックスヨガの動画を載せておきますので参考にしてみてくださいね。
【姿勢を正すための参考動画】
脇腹の脂肪の落とし方②体温を上げる
「平熱が36度ない、手足が一年中冷えてる」という女性の方いませんか?
よく知られている話ですが、体温が1度上がると基礎代謝量が15%上がるといわれています。
基礎代謝量があがれば痩せやすい体になるので自然と美しいスタイルになれます。
冷たいものの食べ過ぎや飲みすぎには注意が必要です。
体温を上げる方法としては筋トレをおすすめしているのですが、その中でも下半身の筋トレを行うことをおすすめしています。
というのも、下半身を鍛えることで血行を改善することができるので、必然的にベースとなる体温も上がっていきます。
特にふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれポンプ機能の役割を持っているので、血行の流れも改善されます。
ふくらはぎの筋トレ方法については下記で紹介しているので一緒にチェックしておいてくださいね!
>>ふくらはぎのたるみの原因は?ふくらはぎダイエットのコツ
>>ふくらはぎが筋肉太りしている女性のための痩せ方
脇腹の脂肪の落とし方③有酸素運動
有酸素運動と聞くとジョギングとかハードな運動を思い浮かべませんか?
もちろん、時間がある方や体力に自信のある方にはジョギングが一番だと思いますが、「時間がない、家から出るのがめんどくさい」といった方が多いと思います。
有酸素運動といってもいろいろあるので自分ができそうだと思うものを試してみてください。
以下で、誰でもできるウォーキングやジョギング以外の有酸素運動の方法を紹介しておきますね。
縄跳び
小学生時代を思い出しながら楽しんでやりましょう!
外でやるのが恥ずかしいという方は家の中でできる縄跳びもあります。
縄跳びは脇腹の脂肪を落とすだけでなく、二の腕を引き締めるのにも効果的です。
以下で参考動画を載せておきますが、マンションやアパートでは下の階の人に迷惑にならないようにしてくださいね。
【室内でできる縄跳びの参考動画】
階段上り下り
階段の一段目を上がる下がるを繰り返します。
シンプルな動作ですが、縄跳びやジョギングよりも膝に負担がかからないのでしばらく運動してない人におすすめです。
回数も調節しやすいので、その日の調子に合わせて簡単に運動ができます。
階段の上がり下りがを行う時は、上がる時にお尻を押し出すようにして、しっかり腕を振りながら行うと効果的ですよ。
ダンス
楽しんでやりたい人におすすめします。
YouTubeにはプロの人が考えた10分くらいのダイエット用ダンス動画も投稿されてますのでそちらを参考にしていただければと思います。
これらの他にもエレベーターやエスカレーターで移動するところを階段に変えてみるなど、ちょっとした行動も有酸素運動になります。
塵も積もれば山となって脇腹の脂肪も落ちていきますよ。
【お腹痩せの参考動画】
脇腹の脂肪の落とし方④腹斜筋を鍛える
最終的に必要になってくるのは筋トレです。
脂肪を落とすためには代謝をアップすることが重要で、筋肉量に比例して代謝もアップしていきます。
ですので、いくら有酸素運動を行っても、筋肉がないと脂肪をなかなか燃やすことができません。
ですので、おすすめなのは脇腹の脂肪を落とすために、最優先で筋トレを行うのをおすすめします。
ウエストにある筋肉は腹斜筋とよびます。
その筋肉を鍛えることで脇腹の余分な筋肉も落ちて、きれいなくびれを手に入れることが可能です。
腹斜筋は一般的な腹筋をしていても鍛えられませんので、下記の筋トレ方法を参考にしてみてください。
ツイスト
- 普通の腹筋をするときの姿勢をとる。
- おへそをみるようにゆっくりと上半身をおこし、左ひじを右ひざにつける。
- 体を伸ばす。
- 2と同じように上半身を起こし次は右ひじを左ひざにつける。
- 2〜4を繰り返し、10回〜20回×3セット行います。
この脂肪を落とす筋トレのポイントは、呼吸をしながらゆっくりとおこなうこと。
肘と膝をつける時に息を吐き、体を伸ばす時に息を吸います。
上半身を伸ばして戻すときに頭を最後までおろさずに繰り返すと効果的ですよ。
【ツイストの参考動画】
横向き腰上げ
- 左向きに左肘をつけて横になります。
- 腰を上にあげ、上げる時に右腕は頭の上まで引き上げるようにします。
- 脇腹がしっかり伸びていることを意識しながら、2を10回繰り返します。
- 右側を向き同じように繰り返し、左右10回×3セット行います。
この脂肪を落とす筋トレのポイントは、ついた肘は90度でしっかり伸ばし、体が横にそらないようにまっすぐの状態をキープするようにしてください。
脇腹が伸展・収縮しているのを意識するのも忘れないようにしてくださいね。
【横向き腰上げの参考動画】
脇腹のたるみを解消し、脂肪を落とすための筋トレはこちらでも紹介していますよ。
>>脇腹&横腹のたるみを解消!脂肪を落とす筋トレはこちら
脇腹の脂肪の落とし方5選!お腹周りが簡単に痩せる方法まとめ
今回は「【女性必見】脇腹の脂肪の落とし方5選!お腹周りが簡単に痩せる方法」について紹介していきました。
今回紹介した腹斜筋の鍛え方の中でも、ツイストと横向き腰上げの二つは初めのうちは本当につらいですが、本当に脇腹の脂肪を落とす効果があります。
最初のうちは5回程度でもいいので無理せずに続けることが大切です。
筋トレをやりすぎて筋肉痛になってしまった場合は、少しお休みをとるようにしてください。
筋トレを行うことは大切ですが、無理に頑張りすぎると怪我の原因にもなるので、そこは注意してください。
筋肉痛にならないと本当に筋肉ついてるのかな?と思う方がいるかもしれませんが、大丈夫です。
すぐに脇腹の脂肪が落ちているなぁという効果は現れませんし、毎日辛抱強く継続することが大事。
継続するのが慣れてきたら少しづつ回数を増やしていき、
今日は腹筋しっかりできたー!
と感じるようになり始めたら、筋トレは1〜2日お休みするようにしてください。
本格的に筋トレを行っている方でも、1日にお腹を鍛えたら次の日は胸や腕など別の部位を鍛えます。
前日鍛えた部位はお休みさせるほど、筋肉を休ませるのは重要になってきます。
オーバーワークは怪我の原因にもなるので、筋トレについては習慣になってきたら休みも定期的に入れるようにしてください。
あと、気になる食事についてですが、食事制限はしなくても大丈夫です。
食事制限をしてしまうと、筋力低下などが原因でリバウンドしてしまったり、体調が悪くなったりしやすいので、食事は普段通り2〜3食しっかりとってくださいね。
体重をこまめに測る方に注意してほしいのが、ダイエットを初めて最初の数日はスムーズに体重が減りますが、一週間くらいたつと下がらなくなったり増えたりすることがあります。
それは筋肉量が増えてる証拠ですのできにしないでください。
むしろ、筋トレによって体が引き締まってくると筋肉量も増えているので、体重が劇的に変化することはありません。
筋肉は体重よりも思いですからね。
そこであきらめてしまったらいつまでたっても美しい体にはなれませんし、体重がすべてではありません。
大事なのは体重の数値ではなく、あなたの『見た目』が変化することだということを覚えておいてくださいね!