マジ蚊シートの効果を徹底解説!足のにおいと蚊の関係から有効な対策を調査
マジ蚊シートの効果はどこまで確かなのか、気になっていませんか。
靴の中に貼って使う蚊よけシートで、刺されにくくなったという声もあれば、効果を感じにくいという声もあります。
この記事で整理するのは、次の3つです。
- マジ蚊シート販売元と第三者機関が公開している根拠
- 蚊が人に寄ってくる仕組みについての研究
- 効果を感じにくい理由と効果を引き出す使い方
どこまでの効果が確かめられていて、どこからが個人差になるのかを知っておくと、マジ蚊シートの購入前に判断しやすくなります。
なお、本記事は販売元や研究機関が公開している情報をもとにした内容で、蚊よけの効果を保証するものではありません。
マジ蚊シートの効果の比較検証
マジ蚊シートの効果について、先に結論を整理しておきます。
マジ蚊シート販売元が効果の内容で公開しているのは、
- 第三者機関による抗菌・消臭の試験
- 販売元自身が行った蚊の比較検証
この2つです。
ただし、蚊そのものを対象にした第三者機関の試験は公開されていません。
この前提を押さえたうえで、それぞれの効果の中身と限界を見ていきましょう。
効果の検証①カケンテストセンターによる抗菌・消臭の試験
マジ蚊シートの公式サイトでは、一般財団法人カケンテストセンターによる試験報告書を公開しています。
ひとつは抗菌性の試験で、黄色ぶどう球菌や緑膿菌、大腸菌O157:H7といった菌を対象にしています。
もうひとつはガス除去性能の試験で、限られた空間の中でアンモニアやイソ吉草酸などのにおい成分が2時間後に大きく減ったという結果も出ています。
ここで押さえておきたいのは、この2つが抗菌と消臭を調べた試験だという点です。
蚊そのものを対象にした試験ではないため、蚊よけの効果を第三者機関が証明した資料ではありません。
効果の検証②販売元(株式会社KTS)公開の蚊の比較検証
マジ蚊シートを販売する株式会社KTSは、公式サイトで蚊を使った比較検証の動画を公開しています。
ケースの中に蚊を10匹入れ、左足は装着、右足は未装着にして約10分観察したところ、未装着の右足は3か所、装着した左足は0か所でした。
装着した側が刺されなかったという結果だけを見ると、心強い内容ですね。
一方で、この検証は販売元が自社で行ったもので、実施した条件(対象者の血液型がA型など)は公開されていません。
条件を変えて何度も確かめたものかはわからないため、参考情報として受け止めるのが妥当です。
マジ蚊シートの仕組み!足の常在菌と蚊の関係
マジ蚊シートは、靴の中の菌やにおいに注目した製品です。
なぜ足もとが狙われやすいのか、蚊が人を見つける仕組みから見ていきましょう。
ここで紹介する研究は、いずれもマジ蚊シートそのものを調べたものではありません。
蚊と人の関係を知るための一般的な研究として読んでください。
蚊はなぜ足のにおいに集まるのか
蚊は、二酸化炭素や体温、皮膚から出るにおいを手がかりに、刺す相手を探しています。
足もとは汗をかきやすく、靴の中は蒸れやすいため、においがこもる場所です。
皮膚の常在菌がにおい成分を作り出し、その構成や量が蚊の寄りやすさに関わると考えられています。
研究では、皮膚の微生物の多様性が高い人のほうが、むしろ刺されにくい方向の結果も出ています。
この点は、菌の種類が多い人ほど刺されやすいという公式サイトの説明とは、方向が一致しません。
そのため本記事では、研究の内容を「蚊の寄りやすさには皮膚の微生物やにおいが関わる」という範囲で紹介します。
蚊に刺されやすい人の特徴については、別の記事でまとめています。
>>蚊に刺されやすい人の特徴を確認する
公式が説明する効果の考え方
マジ蚊シートの公式サイトでは、効果の考え方も説明しています。
靴の中の微弱な電流が水分に作用してOHラジカルを発生させ、においの原因となる菌を不活化するという考え方です。
においの元を減らすことで、蚊が寄ってくる手がかりを少なくする、という流れですね。
化学成分を使わず無臭な点も、この製品の特徴として挙げられています。
ただし、これは商品の効果についての考え方であり、蚊への効果を保証する説明ではありません。
マジ蚊シートが効果ないと言われるのはなぜか
マジ蚊シートに限らず、蚊よけ製品には、効果を感じにくいという声も寄せられます。
その理由は、製品の良し悪しだけでなく、体質や使い方の違いによる部分が大きいようです。
ここでは、効果を感じにくい人の傾向と現時点で分かっていることを整理します。
効果を感じにくいのはどんな人か
蚊に刺されやすい体質の方は、対策をしても刺されることがあります。
蚊は二酸化炭素や体温、皮膚のにおいを手がかりにするため、汗をかきやすい方や体温が高めの方は狙われやすくなります。
屋外で長時間過ごす、水辺に近い場所にいるといった環境の条件も影響します。
また、マジ蚊シートは靴の中に貼って使うため、靴を脱いでいる間や、腕や顔は守れません。
守れる範囲が限られていると知っておくと、効果を感じにくい理由も見えやすくなります。
口コミで分かること・分からないこと
マジ蚊シートの口コミは、販売元の公式サイトや通販サイトで見ることができます。
- 良い声としては、靴のにおいが気にならなくなった
- 以前より刺される回数が減ったと感じた
といった内容が挙げられています。
一方で、効果の感じ方には個人差があるという指摘も見られます。
ここで大切なのは、口コミはあくまで使った人の体感だという点です。
どれだけの人がどんな使い方をしたかで結果は変わるため、口コミだけで効果の程度を判断するのは難しいといえます。
そのため本記事では、口コミの件数や数値を根拠として扱うことはしていません。
実際に使った人の声は、マジ蚊シートの口コミ・評判の記事でまとめています。
マジ蚊シートの効果を引き出す使い方
マジ蚊シートは、貼る位置や靴の選び方で感じ方が変わります。
せっかく使うなら、製品の狙いに合った使い方を押さえておきたいところです。
詳しい手順は使い方の記事に譲り、ここでは効果に関わるポイントだけを見ていきます。
使い方で変わること(貼る位置・靴の選び方・カット)
マジ蚊シートは、靴の中に貼って足もとの菌やにおいに働きかける製品です。
貼る位置は、足の裏が当たるインソールの上など、製品の説明に沿った場所にするとよいですね。
通気性のよい靴のほうが蒸れがこもりにくく、においの元を減らしやすくなります。
サイズが合わないときは、説明に沿ってカットして使います。
靴を履いている時間が短い日は、効果を感じにくくなる点も覚えておきましょう。
効果が続く期間と貼り直しのときの注意
マジ蚊シートは、貼り替えずに使い続けられるのが特徴です。
公式サイトでは、通常の使用で約3年を目安としています。
使用期間は靴の状態や履く時間によって変わるため、においが気になり始めたら交換を検討しましょう。
交換のタイミングや詳しい手順は、マジ蚊シートの使い方の記事でまとめています。
マジ蚊シートが向いている人と併用する対策
マジ蚊シートが向いているのは、靴を履いて過ごす時間が長く、塗り直しの手間を減らしたい方です。
マジ蚊シートは、靴の中に貼っておくだけなので、香りが苦手な方や肌に直接塗るのを避けたい方にも取り入れやすい方法といえます。
通勤や通学、外遊びなど、靴を履いて過ごす時間が長い方なら、足もとの対策を一つ足す感覚で続けられます。
反対に、肌に直接塗るタイプや部屋で使うタイプのほうが合う場面もあります。
肌に塗るタイプの虫よけを併用すれば、肌を出す場面もカバーできます。
腕や顔、靴を脱いでいる間は守れないため、必要な場面では他の対策と組み合わせましょう。
足もとの対策を一つ足したい方は、次の公式サイトから内容を確認してみてくださいね。
マジ蚊シートの効果についてのまとめ
マジ蚊シートの効果については、抗菌・消臭の第三者試験と、販売元自身による蚊の比較検証という2つの資料が公開されています。
- カケンテストセンターの試験は抗菌・消臭が対象で、蚊を調べたものではない
- 販売元(株式会社KTS)の蚊の比較検証は参考情報として見る
- 皮膚の微生物と蚊の関係についての研究は、商品そのものを検証したものではない
- 効果の感じ方には個人差があり、靴を脱いだ間や腕・顔は守れない
どれぐらいの効果が期待できるかは実際に試してみないとなんともいえないですが、公式サイトの動画をみると、蚊対策の1つの手段としてもありだと思います。
迷ったときは、実際に使った人の声も見ておくと判断しやすくなりますよ。