お腹のたるみには脂肪でできたたるみと皮によるたるみの2つがありますが、どちらにしろ自分のたるんだお腹を見ると、毎回ため息が出てしまいませんか?
なんとかたるんだお腹を引き締めたいけど、食事制限で結果が出ず、筋トレでも結果が出ず・・・なんて経験もあると思います。
特に、お腹の皮たるみに関しては、本当に見た目が悪い。
なので今回は、この「【お腹痩せ】皮たるみの原因は?効果的な4つの引き締めエクササイズ」を紹介していこうと思います。
ぜひ実践してみて効果を体感してみてくださいね!
お腹に皮たるみができる原因は?
お腹がたるんでしまう方は男女関係なく多くいますし原因も様々ありますが、まずは人間の性質として、お腹周りは脂肪が溜まりやすい場所ということを覚えておいてください。
というのも、人間は生命維持のために、いざという時に備えてお腹周りに脂肪を備蓄しており、これがお腹がまず最初に太りやすい原因となっています。
そして、脂肪がつくとお腹が突っ張った状態になります。
お腹が突っ張る分、皮が引っ張られ、それが皮のたるみにつながるということに。
このお腹が出でしまった状態に慌てて、ダイエットを行うとします。
ダイエット方法としては、例えば過度な食事制限を行うと確かにお腹はへこんでいきます。
しかし、お腹はへこんでも皮のたるみが残ったままというケースが出て来ます。
これは、食事制限によって急激に筋肉の量が落ち、お腹の変化に対して皮がついていけないということが原因です。
よく、テレビ番組の企画で芸能人や一般人がダイエットに挑戦し、体重こそ落ちてるものの、お腹の皮のたるみが目立つケースをよく目にします。
ああいった番組の企画で行うダイエットは短期間で効果を出すことを義務付けられているので、少々過激な内容になっています。
それがお腹の皮のたるみにつながってしまっているのでしょう。
ダイエットを「体重の減少」と考えることは悪いことではありませんが、筋肉量が落ちるとその分代謝が落ちてしまいます。
代謝の低下はリバウンドにつながり、一時的には体重が落ちたとしても、またすぐに太りやすくなってしまいます。
食生活をもとに戻すとかえってダイエット前よりも太ってしまうということもあります。
太る→無理して痩せる→また太るというサイクルを繰り返しているうちに、お腹の皮はどんどんたるみやすくなり、それがモチベーションの低下につながった方も多いはず。
一度お腹の皮がたるむと、それをもとに戻すのは中々大変で、もういいやと諦めてしまう、という人も見受けられます。
では、このお腹の皮のたるみができないためにはどうすればいいのでしょうか。
お腹の皮たるみができないための対策は?
お腹の皮のたるみができないようにするための方法としては、まず意識すべき点として2点あります。
①食事を改善する
②運動をする
この2点なのですが、あまりにシンプル過ぎてつまらないと感じた方も多いでしょう。
しかし、お腹の皮だけでなく体の各部位を引き締めるためには、食事(栄養面)と運動を組み合わせるのがベストです。
むしろこれ以外の方法があったら教えていただきたいと思ってしまうほど、これらは基本中の基本。
食事といっても、先ほど述べたように過度な食事制限をするというのではなく、余計な脂質を避けた上で、運動で鍛えた筋肉に栄養を与えるというむしろ積極的な意味でとらえるべき。
そして、食事とともに大事になるのが運動。
お腹の皮のたるみ対策として一般的にイメージされるのはジョギングや腹筋運動でしょう。
確かにこれらの運動も効果がありますが、より体に脂肪をため込まず、うまくたるみを引き締める運動方法もありますので、以下で紹介していきたいと思います。
【お腹痩せ】皮たるみに効果的な4つの引き締めエクササイズ
お腹の皮たるみは急激なダイエットでできてしまいますが、一度たるんでしまうと中々落とすことはできません。
さらに、見た目もシワシワになってかなり悪いですよね。
この皮たるみを落として、お腹を引き締めるにはこれから解説する運動が効果的。
なので、4つのお腹の皮のたるみを引き締める運動について、それぞれ解説していきますね。
お腹の皮たるみに効果的な引き締めエクササイズ①筋トレ
お腹の皮たるみを引き締める1つ目の運動は『筋トレ』です。
筋トレはジョギングなどの有酸素運動の対極として、無酸素運動とも呼ばれます。
筋肉を鍛えることのメリットは、筋肉量の増加に伴い代謝がアップすること。
代謝がアップすると、何もしていない状態、例えば寝ている間にも脂肪を燃焼しやすい体質へと変化させてくれます。
そして、効率よくお腹の皮たるみを引き締めるには、筋トレの種目については腹筋運動を毎日頑張るのではなく、大きな筋肉を鍛えること。
これでより代謝を上げることが可能になります。
大きな筋肉とは、胸・背中・足の筋肉。
特に下半身の筋肉だけで人間の体の半分以上を占めるので、下半身の筋トレを行うことは、お腹の引き締めにも効果があると言えます。
お腹の皮たるみを引き締めるのに下半身の筋トレ?と感じるかもしれませんが、下半身を鍛えることは体全体の引き締めにかなり重要なポイントだったりするんです。
私も最初はお腹の皮たるみを引き締めるのであれば、問題の部分の筋トレを行うことが一番の近道だと思っていましたが、
①筋肉がつきやすい下半身を最初に鍛えて筋肉量をアップ。
②脂肪を燃焼しやすい体をまず作る。
③それから有酸素運動を取り入れる。
この順番で取り組む方が、お腹の皮たるみを引き締めるのを効率よく行うことができるんです!
では、その下半身の筋肉を鍛えるための筋トレですが、その筋トレの代表例としてはスクワットがあります。
スクワットを行うことで、太ももの筋肉を鍛えることができ、筋肉量を増やすことができます。
ですが、適当にスクワットを行っても、太ももの前と外側の筋肉がメインで鍛えられ、今度は太ももが大きくなって違う悩みが出る可能性があります。
ですので、スクワットを行う時は、ワイドスクワットを行うのがおすすめ。
ワイドスクワットは太ももの内側にある内転筋を鍛えることができるので、太ももを細くする方法にかなり効果的な筋トレでもあります。
①足を肩幅より広くとり、膝とつま先は外側に向けて広げる。
②背筋を伸ばし、お尻は後ろへ引くようして上体を下げる。
③上体を下げる時は息を吸いながら行い、上体を上げる時は息を吐きながら行う。
④1〜3までの流れを10回×3セット行う。
さらに、ワイドスクワットや胸のトレーニングとして腕立て伏せを行う場合でも、無意識のうちに腹筋の力を使っているもの。
つまり、腹筋に特化した種目を行わずとも、知らず知らずのうちに腹筋に刺激を入れることは可能なので、お腹の引き締めは腹筋以外でも行うことはできるんです。
ですので、まずは大きな筋肉である太ももを鍛えるということを意識してみるのをおすすめします!
【ワイドスクワットの参考動画】
お腹の皮たるみに効果的な引き締めエクササイズ②ストレッチ
お腹の皮たるみを引き締めるには、ストレッチを行うことも大事です。
お腹の皮のたるみの原因は、血行が悪くなることによっても引き起こされます。
ストレッチを行うことで血行の改善につながるだけでなく、筋肉をほぐす効果もあるので一石二鳥。
呼吸を意識して行えば、それだけでも十分に効果的な運動として考えることもできますよ。
ストレッチのやり方は色々あるのですが、呼吸を意識しながらお腹を伸展・収縮する動作を行うといいでしょう。
さらに、前後の動きだけでなく、横にねじるストレッチも入れていくと、お腹周り全体の皮たるみ引き締めに効果的です。
皮たるみを引き締めるストレッチは下に参考動画を載せているので参考にしてみてくださいね。
【ストレッチの参考動画】
お腹の皮たるみに効果的な引き締めエクササイズ③マッサージ
お腹の皮たるみ引き締めの運動で、血行の改善という意味では、マッサージも有効です。
自分のお腹を自分でマッサージしたり、自分の手が届かない部分をマッサージしてもらうことで血行が改善され、それが脂肪の燃焼に少なからずつながっていくことでしょう。
もちろんストレッチと同様に、これだけで劇的に引き締め効果があるとまでは言えませんが、
運動の習慣がない方にとっては、まずはスクワットなりマッサージなりを行うことがおすすめ。
それが慣れてきたら、少し軽めの筋トレを加えていくと、皮たるみ引き締めの効果がより実感しやすくなりますよ。
①体は正面を向いたまま、顔の位置は固定し、体を横にひねる。
②ひねった側の脇腹に両手を置く。
③両手を交互に絞るように動かす。
④両手は自分のリズムでテンポよく動かし、逆側の脇腹も同じ動作を行う。
②両手をへその下に置いて、お腹全体で円を描くようにマッサージする。
⑤両手で、お腹全体を軽くたたいてほぐす。
【お腹マッサージの参考動画】
お腹の皮たるみに効果的な引き締めエクササイズ④有酸素運動
有酸素運動は脂肪に対してダイレクトに働きかける運動のこと。
ジョギング・ウォーキング・水泳・自転車・縄跳びなど、様々な方法があります。
有酸素運動自体は、まずは始めやすいものから行っても大丈夫です。
ですが、おすすめしたいのは、
有酸素運動を行う場合には筋トレと組み合わせるという事。
筋トレ後に有酸素運動を行うことで、脂肪をエネルギーとして活用するようになり、効果的に脂肪を燃焼させることができます。
筋トレの後ということで、体はかなり疲労していると思いますので、あまり激しい有酸素運動は行う必要はありません。
また、水泳は有酸素運動でありながら、腕の筋肉や下半身・背中など、多くの筋肉を使う競技です。
筋トレの要素と有酸素運動の要素を併せ持つ水泳を行うことは、お腹の皮の引き締めにおいて、非常に有効な手段といえるでしょう。
今回は、自宅でも誰でも簡単に始めるとことができ、なおかつお腹も引き締めることができる有酸素運動の参考動画を載せておきます。
この有酸素運動はプランクという体幹トレーニングの姿勢で、左右に膝を蹴りつつひねりを入れる運動です。
ただ、この有酸素運動はかなりきついので、筋トレ後に行う場合は、最初は1セットだけで大丈夫です。
慣れてきたら、2セット、3セットと増やしていき、脂肪燃焼を進めるといいですよ!
【お腹引き締め有酸素運動の参考動画】
【お腹痩せ】皮たるみの原因は?効果的な4つの引き締めエクササイズまとめ
今回は「【お腹痩せ】皮たるみの原因は?効果的な4つの引き締めエクササイズ」について紹介していきました。
お腹の皮たるみは1度できてしまうと引き締めるのが大変ですが、今回の4つのエクササイズを取り入れることによって、皮たるみ解消に近づいていきます。
4つの運動を最初から一気に実践するのは大変なので、1つずつ実践して、まずは1つを継続できるようにトライしてみてください。
何事も飽きずに継続させることが大事ですので、この4つに慣れて来たら、是非様々な種目を取り入れて、さらなるお腹の引き締めを頑張ってみてくださいね!