二の腕のたるみを解消し引き締める方法ですが、筋トレやストレッチ、マッサージなどいろんな方法があります。
タプタプの二の腕の脂肪を引き締めにことに限らず、体のいろんな部位のたるみを引き締めるためには、代謝をアップすることが効率的ですし、綺麗な体・二の腕をキープしやすい状態になります。
その代謝アップに筋トレが効果的なのですが、自重での筋トレやダンベルなどの筋トレ以外におすすめのトレーニング方法があります。
その筋トレの方法がゴムチューブを使用した方法です。
その名の通りゴムのチューブなので、このゴムの伸縮性を活用していけば重いダンベルなんか持たなくても楽に二の腕のたるみとおさらばすることができます。
今回は、そのゴムチューブを使用して二の腕のたるみを解消する筋トレ方法を紹介していくので参考にしてみてくださいね!
二の腕痩せの筋トレでゴムチューブがおすすめの理由
体の筋肉の中でも二の腕は脂肪がつきやすく、たるみやすいといわれているのですが、その理由としては「二の腕は肩の近くにあり、二の腕近くにはリンパ節が集まっている」ということが考えられます。
また、成人になると特に意識してエクササイズする習慣がない限り、肩まわりを動かすこと自体が減ってしまうこともたるみやすい理由の1つ。
ただ、二の腕を細くするために慣れない筋トレを始めるのはハードルが高く感じませんか?
慣れない筋トレはなかなかできないなぁと感じる時に、手軽にエクササイズを行える二の腕痩せグッズに「ゴムチューブ」があります。
ゴムチューブを使ったトレーニングがおすすめの理由は、自分の筋力に合わせて無理なくエクササイズする習慣をつけていけるということです。
ゴムチューブを使ったトレーニングは自分の力で引っ張ることで筋肉に負荷をかけて鍛えていく方法ですが、ゴムチューブでの筋トレは少し特徴的。
実際にゴムチューブを使用してみるとわかるんですが、ゴムチューブの伸縮に合わせて普段意識していなかった二の腕の筋肉を意識しやすくなります。
今まさにこの筋肉を動かしているんだと感じる瞬間はゴムチューブを引っぱっている時・・・ではなくて「引っ張り伸ばしたゴムチューブを腕を伸ばして元に戻るとき」なんです。
ゴムチューブは引っ張られると元の状態に戻ろうとしますよね?
伸びたゴムチューブが縮む時に、逆に二の腕の筋肉をゆっくりと伸ばしてあげます。
この時、ゴムチューブの収縮のままに任せ、腕や肩を動かしてしまうと肩まわりや二の腕の筋肉の筋を伸ばしたり、痛めてしまうことがあるので注意が必要です。
ゴムチューブを引っ張った時よりもじっくり時間をかけて元の姿勢に戻すようにします。
ゴムチューブがゆっくりと元の形に戻る過程で、二の腕の裏側の筋肉がジワジワと伸びるのを感じることができると思います。
ゴムチューブはダンベルなどのように直接重さがなく、自分の力の入れ具合で調節ができるのがゴムチューブトレーニングの良いところ。
さらに、ゴムチューブと両腕を広げるくらいのスペースさえあれば、場所を選ぶことなく二の腕の筋トレを行うことができるのも利点です。
【ゴムチューブトレーニングの参考動画】
その反面、ゴムチューブの伸縮強度を自分の筋力に合わせて選ばないと効果的な二の腕痩せのトレーニングにならないので、ゴムチューブで筋トレを行う場合はゴムチューブそのものの選び方がポイントになります。
ゴムチューブ自体もゴムの伸縮強度がいろいろと種類があるので、あなたに合わせて選ぶことで二の腕痩せを効果的に進めることができますよ。
二の腕筋トレのゴムチューブ選びのポイント
では、二の腕を引き締めるためのゴムチューブですが、どのようにして自分自身に合ったゴムチューブを選べばいいんでしょうか?
トレーニング用のゴムチューブには形状や強度もさまざまなので、迷ったらスポーツ用品店などで実際にさわってみたり、引っ張ってみたりして使い心地を試してみるのもいいですね。
では、ゴムチューブの種類はどんなものがあるのか?ということになるので、ゴムチューブのタイプや特徴を紹介していきます。
細長く、足に掛けたりして全身運動ができるタイプ
ハンドル付きのものもあり、ゴムチューブの持ち方や長さを変えていくことで、二の腕だけでなく胸や肩、背中、下半身といった体全体の筋トレにも役立てることができます。
幅広のゴムの帯状ストレッチチューブ
二の腕を引き締める時は、チューブの端を手に巻き付けて引っ張ります。
短めのハンディーチューブ
端がこぶ状の持ち手や、ハンドル状のものもあります。
ハンディーチューブを使った二の腕引き締めの筋トレは、背中側にチューブを持ってきて腕を伸縮させる方法が効果的ですね。
ゴムチューブを3種類紹介しましたが、いろいろなタイプのゴムチューブがあって目移りしてしまいますよね。
強度別に数種類のゴムチューブがセットになったものなどもあるので、トレーニングの仕方で選ぶのもいいと思います。
二の腕以外の筋トレでかなり使えますしね。
ちなみに、私がよく使うゴムチューブは短めのハンディーチューブです。
もともとはゴルフの練習のために肩を柔軟にする目的で購入したものです。
パソコンの作業のあとは肩がこわばってバリバリ音がしそうになるので、ハンディーチューブを使った二の腕のトレーニング方法を1つ紹介しておきますね。
- 背中にかつぐようにゴムチューブをつかみます。
- 上側の腕を息を吐きながらゆっくり上げます。
- 上げた二の腕は気持ちのいいところまで伸ばし、今度はまたゆっくり戻します。
- 決して反動をつけず呼吸を忘れないようにします。
- 呼吸することにも意識を向けながら、1〜4の流れで左右を数回ずつ交互に行います。
下の参考動画は、二の腕だけでなく、背中も一緒に鍛えられるトレーニング例になります。
二の腕の筋肉がしっかり伸びているのを意識しながら行なっていくのがポイント。
ハンディタイプのゴムチューブはスペースもとらないので、バッグに忍ばせておけばどこでも二の腕を引き締めるためのトレーニングができるのでオススメですよ。
二の腕痩せ・引き締めに効果的なゴムチューブトレーニング3選
①ひじの曲げ伸ばしで二の腕に効くチューブトレーニング
- ゴムチューブの種類は細長いタイプのものでも短めのストレッチゴムでもかまいません。
- 長いチューブの場合は、ゴムチューブの端を両足で踏んで押さえます。
- 片手でゴムチューブの反対側の端をつかみます。
- ゴムチューブを持ったまま頭の後ろにひじを曲げて背中にかつぐような姿勢を作ります。
- 次にゆっくりとひじを伸ばしていきます。この時息を止めないようにしましょう。
- 伸ばしたひじをさらにゆっくりともとの姿勢に戻していきます。
- ※短いストレッチゴムの場合は片手を腰の後ろ側あたりに構えます。③以降は同じです。
二の腕の裏側の引き締めと肩まわりや肩甲骨をほぐすのに効果的です!
【チューブトレーニングの参考動画】
②二の腕サイドと脇腹に効くチューブトレーニング
- 幅広のゴムテープなら輪っかになっているので手を通してずり落ちないように両手で軽くつかみます。
肩幅くらいの短めのゴムチューブが使いやすいと思います。 - ゴムチューブの輪に両手を通して落とさないよう軽くつかみます。
- 気持ちゴムを伸ばしながら腕を曲げないように肩を回して、ゴムチューブを通した腕を背中側にくるように両腕を回します。
- またゆっくりと前側に戻していきます。
腕を前、後ろと回すだけなのですが、肩関節がこわばっていたらちょっと痛いかもしれません。
無理せず柔らかめのゴムチューブを使って行います。
筋肉の動きを意識しながら前、後ろと数回繰り返します。
肩まわりをほぐせるのでリンパの流れがよくなり、二の腕の引き締めにも効果がありますよ。
【チューブトレーニングの参考動画】
③二の腕と背中に効くチューブトレーニング
また肩幅くらいのチューブを用意します。
幅広ゴムテープでも短めのストレッチゴムでもかまいません。
- ゴムチューブを持つ手を両肩にのせたところからスタートします。
- ひじを曲げて肩に添えます。この時はゴムは張り詰めていなくて大丈夫。
- 両手をゆっくりバンザイから、できるなら両腕が一直線になるところまで伸ばしてあげます。
- 伸ばせたところから、今度はゆっくりもとの姿勢に戻していきます。
肩甲骨が広がってとても気持ちがいいです。
両腕を広げるときは少し力がいりますので伸ばすのは無理せずできるところまでにしましょう。
【チューブトレーニングの参考動画】
二の腕以外にゴムチューブで鍛えることができるおすすめの部位は?
二の腕以外にも、細長いチューブを足に掛けて行う腹筋はクランチに慣れていない人でもゴムチューブの伸縮力を助けに、正しい姿勢を保ちやすいので腹筋やせにもおすすめです。
また、ゴムチューブが輪になった形のものは、足に掛けて引っ張る事で内ももや外ももへのアプローチがしやすいです。
二の腕以外の部位を鍛える時のトレーニング例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
ゴムチューブで腹筋や背筋を鍛えるには?
腹筋へのアプローチの例です。
足を支える場所がなくてもゴムチューブを足に掛けることで腹筋運動もスムーズに行うことができます。
【ゴムチューブトレの参考動画】
上記の参考動画は輪状のゴムチューブを利用した腕、背中、腹筋へのアプローチ例で、力の入れようによって、内ももなどの下半身部分にも効かせることができます。
角度などを変えて工夫して使っていくことで、引き締まった二の腕を手に入れてくださいね。
【二の腕痩せ】たるみ解消筋トレ!女性向けチューブトレーニング3選まとめ
今回は「二の腕筋トレ!チューブトレーニングでたるみを解消!」について紹介していきました。
二の腕痩せのために筋トレや有酸素運動など取り組んでいる方は多いと思いますが、チューブトレーニングを実践されている方はまだまだ少ないと思います。
体のたるみ部分を引き締めるためであれば、ゴムチューブはピンポイントで効かせることができますし、インナーマッスルを鍛えることができるので綺麗な二の腕作りを行うことができます。
ゴムチューブ自体も安価に販売されているので、是非ゴムチューブを準備して二の腕痩せに取り組んでみるといいですよ!