顔のパーツの中でも、まぶたのたるみがひどくなってくると、目の部分が腫れぼったく見える上に疲れた顔の印象になるので、人から見られる印象もかなり変わってきます。
プラス要素で印象が変わればいいのですが、まぶたのたるみはマイナス要素で印象が変わることがほとんどなので、悩んでいる方も結構多いと思います。
ですので今回は、まぶたのたるみを解消するためのツボや誰でも簡単に実践できるまぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージなどを紹介していくので、まぶたのたるみ解消に乗り出してみてくださいね!
まぶたのたるみを解消するツボは?
まぶたのたるみで悩まれている方は多いと思います。
なぜまぶたがたるんでしまうのかというと、様々な要因がありますが、その一つに筋肉の衰えがあります。
顔の筋肉を表情筋といいますが、この筋肉は目や鼻、口の動きを司っており、細かい筋肉が数多く集まっています。
この筋肉が衰えると、まぶたが下がってしまうのです。
腕でも脚でもそうですが、筋肉は使わないと衰えます。
それは顔の筋肉にも当てはまるということです。
さらに、アジア人は遺伝的にまぶたがたるみやすい傾向にあると言われており、早い段階から意識をしておくことがたるみ防止につながります。
また、もう一つのたるみの原因は、血行不良によるもの。
目が腫れぼったくなり、たるんでしまうのは血行が悪く脂肪が溜まってしまっている状態にあるためです。
その他、日ごろからアイプチを使っている方も、まぶたがたるむ原因となってしまいますので注意しましょう。
アイプチの接着剤が皮膚を伸ばしてしまい、それが繰り返されることにより徐々にまぶたがたるんできてしまいます。
まぶたがたるむと不健康に見えてしまい、あまり良い印象を相手に与えることができません。
では、このまぶたのたるみを解消するためにはどうすればいいのでしょうか?
まぶたのたるみの解消法としては、眼輪筋の運動を行ったり、エステもしくは化粧品を使うなどして解消するという方法、もしくは手術で解消するという方法もあります。
しかし今回は、こうした方法ではなく、目の周りのツボを刺激することによるまぶたのたるみ解消法について紹介していきたいと思います。
では、まぶたのたるみの解消に有効とされるツボについて紹介します。
まぶたのたるみ解消に有効なツボ
魚腰(ぎょよう)
眉毛の中心部分に存在するツボが魚腰で、マッサージを行うことによりまぶたのたるみを解消することができますし、白内障や老眼、乱視にも有効なツボと言われています。
瞳子りょう(どうしりょう)
目尻から約指1本分ほど外側にあるくぼみ部分が瞳子りょうのツボで、まぶたのたるみだけでなく、目の周りのたるみや目尻の小ジワ、肌の乾燥や肌荒れ解消に効果的なツボです。
その他にも、目の充血の解消や体温バランス、水分代謝の解消にも有効なツボと言われています。
攅竹(ざんちく)
目頭と鼻の付け根の部分にあるくぼみが攅竹のツボです。
このツボをマッサージすることで、まぶたのむくみたるみを改善するだけでなく、目の疲れや老眼、頭痛などにも有効なツボになります。
その他、目の周りのたるみ解消に有効なツボ
承泣(しょうきゅう)
このツボは、下まぶたのくぼんだところあたりにあるツボです。
ちょうど目の真ん中あたりにあるツボで、ここを刺激することにより目の全体にかけての血行が良くなり、たるみが改善されます。
太陽(たいよう)
このツボは、眉毛の一番外側と目尻の間らへんにあるツボで、こめかみの少し上の方に位置します。
脂肪が蓄積しやすく、しこりのようなものができやすい場所で、マッサージすることにより解消されます。
目が腫れぼったく感じがある方にはマッサージしていただきたい場所になります。
四白(しはく)
このツボは、先ほど紹介した承泣のもう少し下のほうにあります。
ここのツボをマッサージで刺激することで、目を始め、顔全体の腫れや目の下、まぶたのむくみたるみを解消することができます。
糸竹空(しちくくう)
眉毛の外側の部分に存在するこの糸竹空は、マッサージによりむくみだけでなくクマも改善されます。
まぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージの手順
では次に、各ツボのマッサージ方法を紹介していきたいと思います。
魚腰のマッサージ
魚腰のツボは、眉毛の中心部分にありますので、人差し指と中指を使って押していきます。
痛気持ちいいまでいかない程度の強さで押さえていき、眉毛を下から上に押し上げるイメージでマッサージしてください。
瞳子りょうのマッサージ
目尻から約指1本分ほど外側にあるツボで、瞳子りょうのツボはくぼみになっているので、このくぼみ部分を人差し指の腹を使って、軽くマッサージしてください。
攅竹のマッサージ
目頭と鼻の付け根の部分にあるツボで、攅竹もくぼみ部分になるので親指と人差し指の腹の部分、または両手の人差し指の腹で軽く押すようにしてマッサージしてみましょう。
承泣のマッサージ
指の腹の部分で軽く押してあげます。
指は度の指でもいいのですが、あまり強く押すのは良くないので、親指は使用しないことをおすすめします。
人差し指、もしくは小指を使って軽くマッサージしてあげるようにしましょう。
目のたるみだけでなく、目の疲れや頭痛の改善にもつながりますので、是非実践してみてください。
太陽のマッサージ
ここのマッサージを行う場合には、中指を当てて行いますが、その際には人差し指と薬指を軽く添えておきましょう。
そして指をあてたら、軽く円を描くようにしてくるくると指を回してマッサージします。
こちらもやはり強く押しすぎないで行うことがポイントで、軽く、気持ちよくなるように行うようにしてください。
四白のマッサージ
四白のマッサージは、人差し指の腹を使って行います。
指の腹を当て、上の方に押し上げるようにして、そのまま円を描くようにしてマッサージしていきます。
四白をマッサージすることで目の重さが解消され、メイクの乗りも良くなりますので是非実践してみてください。
糸竹空のマッサージ
糸竹空のマッサージは、親指と中指を使って押してあげるようにすると、上手くマッサージすることができます。
まぶたのたるみを解消する方法の比較
まぶたのたるみを解消する方法としては、マッサージの他に運動を行うことやクリームなどの化粧品を使う、もしくは手術をするという方法がありますが、こうした方法とマッサージする方法のどちらを採用すべきなのでしょうか?
まず考えるべきは、現在のまぶたのたるみがどの程度のものなのかということです。
以前と比較して急激にまぶたが垂れ落ち、明らかに別人のようになってしまった場合には、医師に相談をしたうえで原因を考え、対策をとるべき。
しかし、まぶたに多少の重みを感じる程度の場合には、まずは今回紹介したようなマッサージを行うことをおすすめします。
マッサージは簡単にできますし、自分でできますので費用も発生しません。
ですので、まず自分でできる対策としてマッサージを行うことをおすすめします。
また、眼輪筋の運動という方法もありますが、筋肉を鍛えることでたるみが生じることを未然に防ぐことができます。
そこで、運動とマッサージを併用することで、たるみの予防と解消の両方の効果を得ることができます。
運動も1人でできますので、マッサージと組み合わせて行うと効果的です。
クリームなどの化粧品を使う場合、高いものは相当な値段がしますので、本当に今自分に必要なのかを考えましょう。
セルフマッサージを行い、それでも今一つ効果を感じることができなければクリームを使って、マッサージの効果をさらに高めるよう工夫してみてください。
手術については、最後の手段として利用することをおすすめします。
手術に関しては美容外科で行うことができますが、垂れ下がっているまぶたの皮膚と眼輪筋を縫合して行う術法があります。
価格としては30から50万ほどかかりますので、気軽な気持ちで行うことができないというのが正直なところ。
たるみの症状がひどく、「何をしても無理!これ以上の方法はない!」と思った際には手術を選択肢に入れることもありだとは思いますが、まずはあなた自身でできることを行ってみてください。
できることを行いつつ、生活習慣を改善していく中でどうしてもたるみが解消せず、悩んでいる場合には医師に相談して行うというようにするのをおすすめします。
まぶたのたるみ解消法!目元パッチリ改善ツボ押しマッサージの流れまとめ
今回は「まぶたのたるみ解消法!目元パッチリ改善ツボ押しマッサージの流れ」について紹介していきました。
まぶたのたるみに限らず目の周りに起きているたるみは定期的にケアしていくことで予防できますし、たるみ解消することも十分可能。
ずっと顔のたるみをほったらかした結果、「このまぶたのたるみはもう手遅れなんじゃ・・・」と鏡の前でチーンとなるのであれば、今回紹介してツボ押しマッサージを是非トライしてみてください!
継続は力なりと言うように、少しのマッサージでも継続することでたるみ解消に着実に近づていきます。
場所にとらわれないツボ押しマッサージなので、テレビを見ながらでもいいので、まぶたのたるみを解消していきましょう!