体重が増えすぎたからダイエットのために食事制限をして、痩せたのは痩せたけど、太もものたるみは昔と一切変わらない。
むしろ、たるみが前よりも気になってくるようになった状態。
このたるみが1cmでも引き締まれば、外見も多少変わって来るのに・・・。
そこで今回は、たぷんたぷんにたるんだ太もものたるみを引き締める筋トレについて紹介していきますね!
太もものたるみを引き締める筋トレのメリット
太もものたるみを気にされている方は多いと思いますが、どのようにして引き締めればいいのでしょうか。
足を細くするためには、食事制限をしたりジョギングなどをすることでも細くすることができますが、なかなか長続きしないのが現状だと思います。
そこで今回、筋トレによる太ももの引き締めについて紹介していきます。
筋トレにより太ももを引き締めることのメリットは、まず最初に代謝をアップさせることができるという点にあります。
太ももの筋肉は体全体の筋肉の大部分を占める筋肉であり、ここを鍛えることにより全体の代謝もアップし、太りにくく、脂肪を燃焼しやすい体質になります。
脂肪を燃焼できれば、それだけたるみも解消することができます。
また、筋トレの場合だと毎日行う必要がないという点もメリットです。
食事制限はもちろんのこと、ジョギングなどの有酸素運動は毎日のように行わなければならず継続が難しいですが、筋トレであれば多くても週に3日行えば十分であり、週に1回でも効果を実感することができます。
また、筋トレといっても、高い負荷をかけない限りは太くなるという心配もなく、むしろ引き締まったキレイな太ももを鍛えることができます。
太ももの筋肉の構成と各部位の役割
それでは、太ももの構造について見ていきます。
一口に「太もも」といっても、前と後ろの筋肉に分けてみることができます。
まず、太ももの前部のことを大腿四頭筋といいます。
「四頭」という名の通り、4つの筋肉から構成されており、これらの筋肉が膝関節の伸展や股関節の屈曲に対しての役割を果たしています。
膝や股関節に関与しているということは、人間の歩行動作にも大きく関与しているということになり、人間が正常に生活する上で欠かすことのできない筋肉といえます。
一方、太ももの裏側の筋肉はハムストリングスと呼ばれていますが、大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋という筋肉を総合してこのように呼ばれます。
ハムストリングスも大腿四頭筋と同様に、膝や股関節の動きに関与しています。
また、歩行はもちろんのこと、瞬発力を発揮する際の最初の第一歩を踏み出す際に稼働される筋肉であり、ハムストリングスを鍛えることによりスピードをアップさせることができます。
いずれにしても、太ももを鍛えることは、健康に生活する上で非常に大事なことといえます。
下半身の衰えが転倒や寝たきりにつながりますので、こういった観点からも太ももの筋トレは大事であるといえます。
太もものたるみを引き締める筋トレ3選
では、太もものたるみを解消し、引き締める効果のある筋トレについて紹介していきます。
スクワット
まずは太ももの筋トレの基本中の基本であるスクワットについて解説します。
スクワットを行うことで太ももを引き締める事ができ、たるみの解消につながる他、ヒップアップにも効果を発揮しますので、お尻のたるみを解消したい方にもおすすめです。
- 足幅をしっかりと決めます。
- 太ももを鍛える場合には、肩幅よりも少し広く足を開き、つま先は外側に向くようにしましょう。
- 手は頭の後ろに組みむか体の前に置き、背筋は伸ばします。
- この状態から、お尻をゆっくり落としていきます。
- 落とす際はゆっくりと行いましょう。
ポイントは、お尻を落とした際に、お尻と膝の高さが水平になるようにすることです。
この位置まで落とさないと、上手く太ももに刺激を入れることができませんので注意です。
ジムで行う場合には、軽めのウェイトを持って行っても良いでしょう。
【スクワットの参考動画】
ランジ
次に紹介する子のトレーニングでは、大腿四頭筋の他、ハムストリングスにも刺激を入れることができます。
やり方としては、まっすぐ立った状態から、片足を前に大きく踏み出します。
ポイントは、出した足はかかとから着地させるということです。
これにより、ハムストリングスに刺激がしっかり入ります。
踏み出した足に体重を乗せ、後ろの足が地面につくくらいまで腰を落としたら、今度は反対の足を出します。
これを左右で繰り返して行います。
ゆっくりとした動作で行うというのがポイントです。
あまりスピードを上げて行うと膝に負担がかかるので、注意しましょう。
スペースがない場合は片足を出したら元の状態に戻し、もう片方を出すという方法で行い、広い場所で行う場合にはそのまま歩くようにして行っても大丈夫です。
自重に慣れてきたら、水の入ったペットボトルを持って行ったり、ダンベルを使用してもいいでしょう。
ただし、あくまで引き締めが目的ですので、あまり重いウェイトを使用する必要はありません。
【ランジの参考動画】
アブダクション
このトレーニングは、太ももの外側を鍛える種目です。
外側がたるんでしまっている人には非常におすすめです。
また、このトレーニングでも、太もも以外にお尻の筋肉を鍛えることができますので、ヒップアップを狙う方には是非取り入れていただきたいトレーニングです。
- 横向きになって寝ます。
- 体はまっすぐにしておいてください。
- その状態から、上の方の足をあげていきます。
- 膝はまっすぐに伸ばしたまま、可能な限り高く上げましょう。
- 足をあげたら、元の位置に戻していきます。
- これを左右で10回〜15回行うようにしましょう。
【アブダクションの参考動画】
【太もも痩せ】自宅で簡単!女性のためのたるみ引き締め筋トレ3選まとめ
今回は「【太もも痩せ】自宅で簡単!女性のためのたるみ引き締め筋トレ3選」について紹介していきました。
今回紹介したトレーニング方法は、1日にすべて行ってもいいですし、慣れないうちはやってみようと思った種目1つを行うという形でも問題ありません。
最初のうちは筋肉痛が出ると思いますので、まずは筋肉痛が治るまでは次のトレーニングは行わないようにしてください。
決して太ももの筋トレがたるみを引き締める全てではありませんが、しっかり太ももに効くトレーニングを実践することで案外簡単に太もものたるみを解消することに繋がったりします。
一度脂肪がついてたるんでしまうとその脂肪を落としにくいのが太ももですが、継続して実践することで必ず効果を感じることはできます!
気合いを入れて行うのではなく、あなたができる範囲の回数で継続していくことが大切ですので、まずはチャレンジして効果を体感してみてくださいね!