あなたは太ももの筋肉太りが酷くて悩んでいませんか?
いろんな事を試しても痩せる事が出来ないのは、太ももの筋肉太りの原因を突き止めていないからなんです。
私の知人も太ももの筋肉太りに悩んでいましたが、原因を突き止め、私が教えた太ももトレーニングを行った事で太ももを細く痩せる事が出来ました。
なので、今回は「太ももの筋肉太りと脂肪太りの見分け方!3タイプの共通脚痩せ法」について紹介していきますね。
ふともも太りの3つのタイプ!あなたはどの太り方?
ふともも太りには、「脂肪太り」「水太り」「筋肉太り」という3つのタイプがあります。
筋トレ初心者さんでも分かりやすいように、「~太り」と書いていますが、筋肉と水では太るという事はありません。
正しくは水の場合は、太るのではなく、「水で浮腫み太くなる」という表現が正しいですね。
太ももが水の影響で浮腫むのには、血液、リンパ液の滞りなどが原因です。
普段からずっと同じ姿勢をしている方や塩分を摂取し過ぎ、水分の摂りすぎの方は太ももが浮腫みやすいです。
筋肉で太るという表現も正しくなく、正しくは「筋肉で太くなる」という表現が正しいです。
生まれながらにして、筋肉質の方がおり、そういった方は筋トレや運動を行わなくても、太ももの筋肉が発達している事が多いです。
男性ならまだしも、女性だと大きな悩みになりますよね?
でも、太ももの筋肉太りは改善する事が可能なので安心してください。
脂肪太りはあなたも良く分かるか思います。
体脂肪率が増加し、代謝が悪い部位を優先して、脂肪がついていくことですね。
太ももに脂肪がつきやすい方は、普段から歩いたり、運動を行う機会が少ないことが原因にあります。
①水太り(水で浮腫み太くなる)の原因
同じ姿勢の状態が長時間続く。
血液、リンパ液の滞り。
塩分や水分の摂り過ぎ。
②筋肉太りの原因
生まれながらに筋肉質。
運動での筋肉の発達。
③脂肪太りの原因
体脂肪率の増加。
普段から歩いたり、運動を行う機会が少ない。
太ももの筋肉太りと脂肪太りの見分け方
脂肪太りと筋肉太りの見分けがつかない方が多いのではないでしょうか?
初心者さんでもわかるように、簡単に説明していきますね。
筋肉太りですが、先ほども言った通り、太ももが筋肉で太くなるので、触ったりしたら、ゴツゴツした感触があると思います。
太ももは数種類の筋肉で構成されているので、それぞれの筋肉の溝や発達した筋肉が分かると思います。
もちろん筋肉質でも体脂肪率が少し高ければ分かりにくいですが、それでも触ると固いと思うので分かりやすいでしょう。
一方、脂肪太りの見分け方は、セルライトが多く、ブヨブヨしています。
見た目では膝小僧が下がり、メリハリがなく脚全体的が太く見えます。
触ってみても、筋肉のようなゴツゴツ感はないのでわかりやすいですよ。
太ももが太い方は、身体の他の部位も脂肪が蓄積している場合があるので、確認してみてくださいね。
脂肪太りと筋肉太りの脂肪の落とし方の基本
太もも太りのタイプや太ももの筋肉太りと脂肪太りの見分け方を紹介していきましたが、ここまでで自分の太ももタイプはどれなのか?なぜ太ももが太るのか?などがわかったと思います。
太ももを最短で効率よく細くするためにも、まずは自分の太ももがどんな状態を知る必要があります。
あなたの太ももの状態がわかったところで、今度は脂肪太りと筋肉太りの場合のそれぞれで、脂肪の落とし方はどうなるのかの基本を解説していきますね。
脂肪太りの場合の太ももの脂肪の落とし方の基本
女性の場合は男性と比較すると、もともと脂肪を蓄積しやすくて、数値で表すとその差はなんと6倍!!
6倍も差があれば、女性の脂肪が多いのは納得できますよね。
ただ、脂肪のつきやすさが6倍も差があっても、引き締まっている女性は引き締まっていますし、痩せている女性は痩せています。
ということで、脂肪太りの場合の太ももの脂肪の落とし方の基本ですが、筋トレなどの運動をする前に、毎日の食生活の習慣を改善することがまず重要になります。
食生活で改善する必要があるのは、
- 高タンパク・低カロリー食の食事をこころがける。
- 栄養バランスを考えて、食事を朝昼晩の3食しっかり摂る。
- 塩分を摂る量を抑え、むくみが出ないようにする。
- ついている脂肪がブヨブヨと掴める場合は、炭水化物を摂る量を減らす。
上記のようになります。
まず、重要なのは高タンパク・低カロリーの食事をするようにし、無駄な脂肪を蓄えないようにすること。
消費したカロリーよりも摂取するカロリーが増えてしまうと、その分どんどん脂肪を落とすことが難しくなっていきますからね。
さらに、脂肪太りの場合は食生活を変えるだけでは中々脂肪を落とすことは難しいです。
ですので、適度な運動も必要になってきます。
脂肪太りにおすすめの運動や筋トレは後ほど紹介していきます。
あと、食事だけでなく普段の習慣でも気をつけることがあります。
それは「体を冷やさない」ようにすることです。
冷えはダイエットの天敵で、脂肪を燃やすためには代謝がよくないと燃焼されません。
その代謝は、血行の良さが体温を上げてくれて、その結果代謝をアップしてくれるようになります。
ただ、体が冷えた状態だと脂肪が燃焼しにくい状態なので、食生活を変えてもなかなか脂肪が落ちなかったりします。
ですので、体をなるべく冷やさないように普段の生活から気をつけるようにしてくださいね!
筋肉太りの場合の太もも痩せの基本
脂肪太りの太ももの脂肪の落とし方の基本について紹介していきましたが、筋肉太りの場合の基本は脂肪太りとどのように違うのか?
まず、先ほども脂肪太りと筋肉太りの見分け方でも紹介しましたが、筋肉太りの場合は、たぷたぷした感じというよりもがっちり固い感じがあります。
よく勘違いされるのが、「体は細いけど下半身ががっちりしているから筋肉質」という点。
ふくらはぎの部分でも、「ふくらはぎが太い=筋肉質」と勘違いされている人が本当に多いですが、触ってみてタプタプつまめるようであれば脂肪です。
筋肉じゃありません。
これを筋肉だと思い込み、もともと筋肉質だからと自分に言い聞かせて、体質だから細くならないと諦めている女性も多いですが、まずはその勘違いからなくさないとスリムな体は近づかないので、それをまずはしっかり覚えておいてください。
では、筋肉太りの場合の太もも痩せの基本ですが、そこまでつかなくてもいい場所に筋肉がついてしまい、足を太く見せている場合が多いです。
特に、太ももの前側・外側の筋肉を鍛えすぎると足が太く見えてしまいます。
ですので、この筋肉を落としていくことが重要なんですが、筋肉太りを解消する一番の近道は「運動」をすること。
運動といっても、体をスリムにするための運動になるので、
- ジョギングやウォーキング
- 負荷を一番低くして回転数を意識してエアロバイクをこぐ。
※負荷を軽くするだけであれば、平地のサイクリングでもOK - マッサージやストレッチ
上記の3つですが、主に①と②の有酸素運動を行うのが、筋肉太りを解消するのには近道でしょう。
重い負荷をかけた筋トレは、鍛えた部分を太くしやすいので、軽い負荷でスピードを速くすることに意識を向けた運動が効果的。
筋肉太りの場合におすすめの運動は下記でまた詳しく解説していきます!
太ももが脂肪太りの場合のおすすめの引き締め方法
太ももが脂肪太りの場合は、太ももの筋肉が衰えている可能性が高いので、低負荷で筋トレを行うことがポイントになります。
私がおすすめする太ももの脚痩せ法は、バーベルスクワットです。
脂肪太りのための筋トレ:バーベルスクワット
- 足幅を肩幅より少し広いくらいに広げる。
- バーベル又はダンベルなどを担ぐ。
- ラックから外し、お尻を突き出す。
- 背中が丸まらないように意識する。
- そのままゆっくり腰を落としていく。
- 上げる時も太ももの筋肉を意識してあげる。
【バーベルスクワットの参考動画】
バーベルでもダンベルがない方は水を入れたペットボトルでも構いません。
脂肪太りの方は太ももの筋肉を全体的に発達させるために、足幅を肩幅より軽く開いて行って下さい。
そうすると正面の太もも全体に効かす事が可能です。
ポイントは、低重量のウエイトを扱う事。
筋トレ初心者さんがいきなり重い重量で行うと、フォームが乱れたりして、上げることだけに集中してしまいます。
なので、少し余裕があるくらいの重量、10回ほど行う事が出来る重量で行ってください。
注意点は上げる時に、前傾姿勢にならない事。
自重ならまだしも、ウエイトを扱っている状態で前傾姿勢になると、太ももではなく腰に負荷がかかるので、怪我の原因になります。
太ももが筋肉太りの場合のおすすめの引き締め方法
筋肉太りの場合は、他の方と比較すると筋肉が発達しやすいので、前方や外側の太もも部分ではなく、太もも裏を鍛える事がポイントになります。
そこで、私がおすすめする脚やせ法は、チューブを使用したレッグカールです。
筋肉太りのための筋トレ:チューブレッグカール
- チューブを両足にひっかける。
- うつ伏せになる。
- そのまま片方の足は地面につけたままで、反対の足をお尻の方へと曲げていく。
- 左右どう回数行う。
【チューブレッグカールの参考動画】
この脚痩せ法はヒップと太もも裏を鍛える事が出来るので、筋肉質な方におすすめです。
太ももを細くしたいなら使わなければ細くなりますが、全く太ももを鍛えないとなると、脂肪太りの原因になります。
ですので、反対側のハムストリングスを鍛える事で、太ももに筋肉と脂肪がつきにくくしているというわけです。
特に女性は太ももよりも太もも裏を鍛えた方が、女性らしいラインを作る事が出来ます。
ポイントは、足を曲げた時にしっかりと太もも裏が収縮しているか意識する事。
さらに、曲げた時は角度が90度くらいになるようにする事。
ヒップにつくまで曲げると、負荷が抜けるので脚痩せ効果が半減してしまいます。
注意点は、強度が強すぎないチューブを使用する事。
強度が強すぎると、曲げることだけに意識してしまい、なかなか太もも裏に効かす事が出来なくなります。
なので、中負荷くらいのチューブを選んでみてくださいね。
筋肉太りのための有酸素運動
筋肉太りのための有酸素運動として紹介していますが、脂肪太りの人でもかなり効果の高い脂肪の落とし方になります。
やり方は下の参考動画の通りなんですが、太ももを引き締めるために必要なワイドスクワットもメニューにはいっていますし、くびれを作るためのお腹を狙った有酸素運動もメニューに入っています。
ですので、太ももを引き締めるだけでなく、体全体の無駄な脂肪を落とし、筋肉太りを引き締めるのにも効果的ですので是非実践してみてください!
体を引き締めるのにかなり勉強になる動画でもありますよ!
【筋肉太りを引き締める有酸素運動の参考動画】
太ももの筋肉太りと脂肪太りの見分け方!3タイプの共通脚痩せ法まとめ
さて、今回は「太ももの筋肉太りと脂肪太りの見分け方!3タイプの共通脚痩せ法」について紹介していきました。
知人は今回紹介したトレーニングを行った事で、太ももを細くする事に成功しました。
太もも太りが原因がわかれば、それぞれの対処法がしっかりありますし、太ももが細くならないと諦めることは全くありません。
ですので、あなたが太もも太りに悩んでいるのであれば是非参考にしてみてくださいね。