目の下のたるみは年齢を重ねるにつれひどくなっていきますし、特に女性は日々のメイクで影ができたりと一発で外見に出るパーツになるので、悩んでいる方も多いと思います。
目の下のたるみの原因は年齢を重ねるにつれ衰えてくる筋肉が関係しており、この原因となる筋肉を鍛えていけば、目の下のたるみは解消されていきます。
ですので今回は、目の周りの皮膚や筋肉の特徴、目の下のたるみを解消するツボ、そのツボを押すエクササイズについて紹介していきますね!
目のまわりの皮膚や筋肉の特徴
人間は皮膚、そして筋肉に覆われています。
そして、年齢を重ねるとともに皮膚にたるみが生じ、筋肉が減少していきます。
これは目の周りに限ったことではなく、体全体に言えることです。
しかし、目の周りについては特にたるみの目立ち方が顕著です。
この目の周りのたるみを解消させるには、そもそもの目の周りの皮膚や筋肉の特徴について知る必要があります。
目の周りの皮膚の特徴
元々目の周りの皮膚は薄いのが特徴で、皮膚が薄いことにより、たるみを生じさせやすくなってしまいます。
また、目の下には脂肪がありますが、これが加齢により溜まりやすくなってしまうことから、目の下がたるんでしまいます。
目のまわりの筋肉の特徴
顔の筋肉には様々な筋肉が集まっており、それを総称して「表情筋」と呼ばれます。
表情筋は、鼻、口、そして目を動かす時に使われている筋肉であり、普段の生活の中でここを意識している人は少ないでしょう。
そして、目の周りの筋肉のことを「眼輪筋(がんりんきん)」と呼びます。
目を動かす際に使われる筋肉ですが、日本人はこの眼輪筋が衰えやすいといわれています。
理由としては、日本人は表情が欧米人と比較して乏しく、目を見開いたりするリアクションをあまりとらないことが理由になります。
また、一人暮らしでコミュニケーションをとる機会がないと、眼輪筋を含む表情筋はどんどん衰えていきます。
筋肉は使わないと衰えてしまうということは、脚や腕などの比較的大きな筋肉においては理解しているつもりでも、目のまわりの筋肉も同じように衰えるというのは中々意識できないものです。
まずはたるみを予防するために、スマホの使いすぎをやめたり、表情に意識して人とコミュニケーションをとることを心がけるというのが大事になります。
ここまで、目のまわりの皮膚の特徴や筋肉の特徴について説明してきましたが、やはり目のたるみは生じてしまうもの。
そこで、目の下のたるみを改善するには、様々な運動を行う、もしくはツボを押してマッサージやエクササイズを行うことが大事になってきます。
目の下のたるみを解消するツボ
今回は、目の下のたるみを解消するためのツボマッサージに焦点を当てて紹介していきます。
目の下のたるみを解消するツボとしては、以下のようなものが挙げられます。
承泣(しょうきゅう)
このツボは、下まぶたのくぼんだところあたりにあるツボです。
ちょうど目の真ん中あたりにあるツボで、ここを刺激することにより目の全体にかけての血行が良くなり、目の下のたるみやクマが解消されます。
睛明(せいめい)
ここは、目頭にあるくぼみのことです。
よく目が疲れてくると目頭を押さえることがあると思いますが、そこが睛明と考えるといいでしょう。
このツボを刺激することで、目の下のたるみの他にも疲れ目や充血を予防・改善することができます。
太陽(たいよう)
こめかみの少し上にあるツボです。
太陽を刺激することで、新陳代謝を促進し、目のむくみを解消してくれます。
また、疲れ目にも効果があります。
ここをマッサージすることで、目のたるみを解消することができ、目元をくっきりとさせることができます。
四白(しはく)
目の下から2~3㎝のところにあり、承泣のもう少し下のほうにあるツボです。
ここのツボをマッサージで刺激することで、目を始め、顔全体の腫れやむくみたるみを解消することができるので、目がぱっちりとした印象を与えることができます。
他にもツボはたくさんありますが、今回は上記に示したツボを中心に見ていきます。
目の下のたるみを改善する上では、これらのツボを集中的に刺激する必要があります。
毎日行うことが大事ですが、あまりにいじりすぎるのも良くないので、日々決まった時間に行うようにしましょう。
マッサージをする上では、皮膚や筋肉がほぐれている状態で行うのがベストですので、風呂上りに行うのがベストなタイミングといえます。
その他のタイミングとしては、目を温めるアイマスクがありますので、それを使用して目を暖め、筋肉をほぐしてから行うのもいいですよ。
ツボ押しエクササイズの手順
では、実際の目のまわりのツボを刺激するマッサージを紹介します。
承泣のマッサージ
指の腹の部分で軽く押してあげます。
指は度の指でもいいのですが、あまり強く押すのは良くないので、親指は使用しないことをおすすめします。
人差し指、もしくは小指を使って軽くマッサージしてあげるようにしましょう。
睛明のマッサージ
まずは、睛明のマッサージについて。
ここは目が疲れると無意識にマッサージをしている箇所ですが、実際マッサージをする場合には、親指と人差し指の腹で抑えるようにしてマッサージしてください。
あまり強く押すことなく、優しくマッサージすることを心がけてください。
太陽のマッサージ
こめかみの真ん中あたりにあるツボで、マッサージすることで顔のむくみを解消することができますし、目のたるみの解消にも効果的です。
マッサージの方法としては、指の腹を使って、円を描くようにしてゆっくりと指を動かしてください。
その際には人差し指と薬指を軽く添えておきましょう。
こちらもやはり、あまり強く押しすぎることなく、軽く、気持ちよく、優しくマッサージするようにしてください。
四白のマッサージ
人差し指や中指の腹を使い、四白をゆっくりと回転するようにしてマッサージしていきましょう。
四白をマッサージすることで目の重さが解消され、メイクの乗りも良くなりますし、顔のむくみやしわに対して効果的であり、確実にマッサージしたい部分です。
【目の下のたるみ解消法】老け見えの原因とツボ押しエクササイズまとめ
今回は「【目の下のたるみ解消法】老け見えの原因とツボ押しエクササイズ」について紹介していきました。
目の下のたるみはふと鏡を見た時に気づくもので、目の下がたるんだり、クマができていると疲れている印象を持たれるし、歳を感じてしまうので嫌ですよね。
私は目の下のたるみやクマが昔はまさかツボ押しで改善されるとは知りもしませんでした。
首から下のパーツのたるみのように、筋トレをして引き締める以外にも有効な手段が目の下のたるみの解消法にはあるので、テレビを見ながらでも是非ツボ押しエクササイズを実践して、効果を体感してみてくださいね!