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図書館&講座室(山岳絵画展示)

13000冊の山岳図書を寄贈してくださった
野口冬人氏
野口氏が長年愛用の登山用品も
展示しています
下のパノラマ写真をクリックしてご覧下さい
図書館と同じ棟には講座室があります。 山岳絵画を常時展示しています。
小さな音楽会や講座にお使いになれる小さな講堂です。
下のパノラマ写真をクリックしてご覧下さい

運命の一枚の絵が解き明かす

大分県生まれの芥川賞作家がいた
画家・小説家  富澤有為男
 大分県が生んだ芥川賞作家の富澤有為男(とみざわ ういお) ――― そう言われても、ほとんどの人がこの作家の名前すら知らない。大分県人にしてそうなのだから、全国でも知る人は皆無に近いのではないかと思う。
 文献を紐解くと、確かに富澤有為男は昭和12年(1937年)、短編小説『地中海』によって第4回芥川賞を受賞している。名古屋近代文学史研究会の資料からも、富澤は大分市に生まれたのち、父親の転勤により佐賀、千葉、東京、名古屋と移り住み、その後東京美術学校に進学。縁戚にあった岡田三郎助に師事するが中途退学。しかし、絵の才能には恵まれていたらしく、大正11年(1922年)第4回帝展に「白昼夢林」が初入選、以来大正15年第7回帝展に「遠雷」、翌年にも「妹達」を出品していることを教えられる。
 さらに、富澤は絵に打ち込む一方、文壇にも関心を寄せ、同人雑誌「鷲の巣」に参加、坪田譲治や井伏鱒二らと交わり、大正15年(1926年)ヨーロッパに渡ったのを契機に文学に転身し、ついには芥川賞を受賞。その後、中央公論、婦人公論、中部日本新聞等に作品を発表し続けたとある。
  
林の中の小さな図書館との縁
 いま、なぜ富澤という男が70年の時空を超えて突然に甦ったのか。
それは偶然にも私の青春のふるさと、京都からだった。
 弊館(林の中の小さな図書館)のホームページを見た某氏が、「個人で図書館や山岳会画をコーディネイトしているのなら、その主は大分県生まれの画家であり作家である富澤のことを知っているにちがいない」と思ったことがきっかけだった。
 彼は、富澤がこの世に残した貴重な油絵を大切に持ち、長い間その絵が納まる場を探していたのだ。
 残念ながら私は富澤のことを知らなかった。しかし、その絵にはたとえようのない魅力を感じたのだ。絵の題目は『曇り日』、昭和2年(1928年)、富澤26歳のときの作品である。幸運なことに、共通の知人の力添えで富澤有為男のその遺作が、生まれ故郷に帰ってくることになった。同時に、吸い寄せられるように、芥川受賞作品『地中海』も私の手元に舞い込んできた。

   

 昭和27年、竹田市を訪れた文豪川端康成先生は、『有由有縁』と揮毫した。
由あるがゆえに縁あり、である。
 大分で生まれた芥川賞作家、そして画家でもあった富澤有為男という人間が竹田市長湯を舞台にして結ばれた不思議な縁。今後どのような形で後世に語り継がれていくのだろう。
一枚の絵を通して、またひとつ胸膨らむ夢が授けられた。
B&B長湯 主人 首藤勝次

中央が朝食喫茶室 左右に宿泊室「晶子」 「鉄幹」

朝食&喫茶室
料金設定が一番安い「晶子」と「鉄幹」
室内は充分広く、ダブルベッド

デッキも書斎もあります
書斎

花袋

広いウッドデッキ
花袋の室内

雨情

階段を上がってロフトから

山頭火

外観が特徴的な山頭火室内
自炊用の部屋

大仏

4名宿泊できる一番広い「大仏」
和室になります

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